フィージー 〜宝石の諸島でつながれたネックレス〜
フィージーは、あたかもコロ海をだきかかえるかのように、322の島々が、青い太平洋に蹄鉄のような形に散在している独立国です。古代のフィージー民族は ポリネシアの陶器づくりとして知られています。ラピタ陶器の破片から、考古学者はポリネシア民族のフィージー到来は、紀元前1500年頃だと推定しまし た。フィージー民族は優れた船乗りで、建築にも秀で、その上、ヤシの葉や、組縄を編む技術にも優れていました。西暦1643年以来300年間に渡り、ヨー ロッパ人はフィージー諸島を次から次へと発見していきました。 高 いめぶきの優美なフィージーの建物はプレ・カロウと呼ばれ、青空にそびえ、センターのどこからでもすぐに見つけられます。この建物を目標に近づき、橋を渡 るとすぐそこにフィージーの村があります。いかつい風貌ですが、実は親しみのあるフィージーの戦士が、訪問客を快く歓迎してくれます。
訪 問者はフィージーの人達の家に招き入れられます。その家は住居と、会合の場、仕事場、ユニークな隠居所をも兼ねています。酋長の家には、その屋根にコヤス 貝がつけられていて、他の建築物との違いをはっきり見せています。毎日午後、学生たちが貴族、戦士、一般人などの伝統的な衣装を着けてファッションショー を披露します。
ラ グーンのそばでは縄つくりの職人が、ヤシの丈夫な繊維を使って太古からの技術ど縄をなっています。この種の縄で船の帆を縛ったり、魚を捕ったり、カヌーを 結びつけたり、材木を縛り付けて家を建てたのです。ポリネシアカルチャーセンターは縄つくりの名人をフィージーから迎え、合成繊維の紹介によって消えつつ ある文化を保存するために、若者たちにその技術を教えています。

