ラパヌイ(イースター島)
ポリネシアカルチャーセンターは40 周年を機に2003 年からラパヌイ(イースター島)展示を開始しました。
ラパヌイはイースター島のポリネシア名で、ポリネシアントライアングルの最東端をなす島です。 面積163.6 平方キロメートル、人口3791 人(2002 年調査)のとても小さな島ですが、歴史的な彫刻、モアイ像のある場所ということで皆さんも一度は名前を聞いたことがあることでしょう。
このラパヌイ展示場を開催するにあたって、ポリネシアカルチャーセンターは政府(イースター島は現在チリの領地です。)や、ラパヌイの長老たちと連絡をとり、現地から 4 人の名彫刻家を招待し、モアイ像を彫ってもらいました。長さ6メートルの横たわった形のモアイ像が2体、高さ 3.5 メートルの直立型モアイ像が5体、全部で 7 体のモアイ像がポリネシアカルチャーセンターには展示されています。元来モアイ像は墓石として作られていたようです
ラパヌイの彫刻家たちは2003 年春にこれらのモアイ像を彫り終えたとき、5 体のモアイの置かれた墓地をラパヌイで最初に彫刻を始めた酋長の名誉を称えて「アク トゥウ コイフ」と名づけました。
ラパヌイ展示場にはモアイ像以外にも見所があります。その一つは「ハレ・ヴァカ」です。これは「カヌーの形をした家」という意味ですが、その名のとおりカヌーがひっくり返ったような形の家です。
ラパヌイの人々が言うには、この流線型のハレ・ヴァカの形が向かってくる島風を凌ぐのに大変重宝したそうです。
次に「マナ・ヴァイ」もしくは、園芸用穴とも呼ばれる、途上に恵まれないポリネシアの地域で発明されたハレ・ヴァイの改良版みたいなものがあります。
ラパヌイの人々は地面に穴を掘り、マナ・ヴァイで蓋をして、その中で堆肥を作っていたようです。
そして、石の家と呼ばれる「ハレ・マエア」では、「タンガタ・マヌ」というラパヌイの鳥人(その年の権力者)を決めるために行われていたコンテストの歴史について学ぶことができます。

